8月9日、「第8回愛西市平和記念式」が市文化会館にて開催された。
各種団体の役員様や多くの中学生など400人ほどの参加者が戦没者に黙祷し進められた。
終戦から74年が経ち、戦争を体験された方やその遺族の方々の高齢化が進む中で、近年の社会情勢も大きく変化し、地域や世代間での温度差も生じてきている。過去の戦争では、尊い命が数多く犠牲となっており、幾年の歳月が流れようとも、決して忘れてはならないことだ。
戦争で犠牲になられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
戦後、全国民が一つとなり、喜びも悲しみも分かち合い、焦土と化した祖国を復興させ、今日の平和を築き上げてきた。豊かになった今こそ、先人たちの歩みを思い起こさねばならない。
この平和を後世に引き継ぐことこそ、我々に課された使命であり、責務でもある。
私たちは、こうした悲劇を二度と繰り返さないことを誓い、すべての市民が未来に向けて、子供達の健やかな成長を切に願いたい。
議会としても、皆様が安心して平和に暮らせるまちづくりを目指し、より一層の努力を傾注してまいる所存です。
最後には参加者全員で折鶴献上し、永遠なる平和を祈った。
平成17年9月9日、愛西市議会は「非核・平和都市」宣言を議決している。
写真 滋賀県マキノ高原メタセコイア並木、 函館山ユリ園
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